主題3-認知症に関する最新の科学

2017年4月28日金曜日 9:00–10:30
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Philippe Amouyel博士

Phillipe Amouyel医学博士はフランスのLille 大学病院の公衆衛生の教授であられます。博士は公衆衛生と老年病の分子疫学を研究する大型の学術研究ユニットを指導されています。その研究の一部として、アルツハイマー病の決定要素、主に遺伝的要因についての研究は、罹病確立の高いいくつかの遺伝子の新しい発見につながりました。2002~2011年にかけて、博士は私的な非営利団体、Institut Pasteur de Lilleを指導しました。また2008年からは、革新的で最先端のアルツハイマーとそれに関連する病気に関する研究を専門的に行うフランスの非営利団体 Fondation Plan Alzheimerの経営責任者でもあられます。さらに、 30ヶ国が神経変性病、特にアルツハイマーに対し集中的なイニシャチブを取る、EU Joint Programme on Neurodegenerative Disease Research (JPND―ヨーロッパ連合神経変性病合同研究プログラム)の会長も務められています。

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Philip Scheltens医師(フィリップシュルテンズ、オランダ)

プレゼンテーションの主題:医療科学において今私たちはどこにいるのか

フィリップ・シェルテンズ医師はオランダのアムステルダム、VU大学で学び、1984年に修士号、1993年にはアルツハイマー病のマグネティック・リーズナンスイメージングで博士号を取得しました。 またアムステルダムのVU大学医療センターの認知脳科学の教授、またアルツハイマーセンター責任者、ロンドン大学の脳科学名誉教授でもあります。 2011年~2015年まで、オランダのパールストリング機関(PSI)の科学責任者も務めました。 2012年には彼はオランダ国内の認知症プラン「認知症デルタプラン」を開始し、2013年にはそのメンバーの副議長に任命されました。 彼はVUmcアルツハイマーセンターの2000年からの創立者兼責任者であり、54名の博士号取得者を輩出しました。

 彼は750名以上の同輩に読まれた論文や、本の中の50以上の章を著し、また数冊の教科書も共同編集しました。 彼の働きは最近のHirsch factorの91により広く知られることとなりました。 2015年には「het Alzheimer Mysterie」と題された最初のオランダ語本が刊行(Arbeiderspers)され、2週間でベストセラーとなりました。 彼は2011年に王立科学及び美術協会の会員に選出され、2015年には役員会のメンバーに選ばれました。

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Henry Brodaty教授 (ヘンリー・ブロダティ、オーストラリア)

プレゼンテーションの主題:ケア科学において今私たちはどこにいるのか

ヘンリー・ブロダティ教授は健康な脳エイジングセンターの共同代表者であり、エイジング及びメンタルヘルスにおける科学教授兼UNSWにある認知症共同リサーチセンターの責任者でもあります。 彼は経験豊かな精神老年病医であり、シドニーのPrince of Wales病院の記憶障害クリニックの院長を務めています。 彼は国際精神老年病医協会の前会長であり、アルツハイマー・オーストラリアNSWの前会長、国際アルツハイマー病の議長でもあります。 彼は著作物の発行に力を入れ、高齢者のメンタルヘスの熱心な提唱者の1人です。

主題4-認知症と災害

2017428日金曜日 11:00–12:30

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粟田主一教授(あわたしゅいち、日本)

プレゼンテーションの主題:日本における最近の地震と個人的な経験

粟田主一教授は東京都健康長寿医療センターの高齢者自立促進に関するリサーチチームのリーダーを務めており、彼はここで認知症政策と認知症フレンドリーなコミュニティの開発に取り組んでいます。 また彼は東京都健康長寿医療センターおよび認知症医療センターのディレクターでもあります。 東北大学で医学博士号と学術博士号を修得しました。 彼は東北大学医学大学院の副教授を務めたこともあり(2000~2005年)、仙台市立病院認知症医療センターのディレクターも務めました(2005~2009年)。 また東京都健康長寿医療センターおよび認知症医療センターのディレクターでもあります。

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Ma Hong教授(マ・ホン、中国)

プレゼンテーションの表題:中国の地震が認知症の人々に与えた影響

ホン教授は中国CDC国立センターの副理事を務めています。 彼女の専門分野は危機管理及び公共精神衛生であり、1999年より中国において主要な災害後の干渉すべてに関与してきた数少ない専門家の1人です。 最近では、中国の精神衛生サービスシステムの改善に多くの時間を費やし、中国のコミュニティ統合精神衛生サービスモデル等に関連する数件のプロジェクトを同僚と共に開拓してきました。 彼女は中国健康省と近い関係を持ちつつ、地方の精神衛生サービスチームとも大変強い絆を保っています。

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Hussain Jafri(フセイン・ジャフリ、パキスタン)

プレゼンテーションの表題:認知症の災害対策イニシャティブ

フセイン・ジャフリはパキスタンアルツハイマーの創立者兼事務総長であり、彼はアルツハイマーを患う祖父の介護者としての経験から、同団体の創立に至りました。 彼は前ADI委員会メンバーの1人であり、ソーシャルセクターでの様々な職務経験を持ち、また政府や国立、および国際的な非営利団体で働く機会も得ました。 フセインはInternational Alliance of Patients' Organizations (IAPO)の前議長、現役員メンバーを務めています。 また彼は、世界保健機関の患者保護プログラム、アドバイザリー・グループの議長も務めています。 フセインは遺伝病の予防において博士号を修得し、医学界でコンサルタントとして働いています。