ADI国際会議は年ごとに発展しつづけており、100以上の国から何千人もの専門家の注目を集めています。毎年、各国のアルツハイマー協会によって開催され2017年には「公益社団法人 認知症の人と家族の会」(日本アルツハイマー協会 AAJ)が共催します。 この会議は認知症に関する世界で最も重要で大きな会議の一つです。国際的に著名な講演者と高水準の科学やその他の認知症に関連する領域が一堂に会し、認知症ケアの最前線について学ぶことができます。 また、ADI国際会議は認知症に関する会議の中で最も古い歴史があります。この会議には認知症に関心のあるすべての人びと、各国のアルツハイマー協会のスタッフやボランティア、認知症の本人、家族、医療・介護の専門家、科学者などが集まります。この会議は多くの領域をカバーすることを特徴とし、各分野の指導的な立場にある人々から高い評価を受けており、ともに学びあい、幅広い知見を共有する絶好の機会です。

国際アルツハイマー病協会(ADI)

ADIは世界各国にある認知症の人とその家族の支援活動を行っているアルツハイマー協会の連合体で、世界保健機関と公的な協力関係を結んでいます。また国際連合の公的な諮問機関でもあります。ADIに加盟している80以上のメンバー団体はそれぞれの国で認知症の人と家族を支援しています。現在、世界の認知症の人の数は4600万人以上、2050年には1億3千150万人に達すると推計されています。ADI の理念は、世界中の認知症の人と家族のクオリティ・オブ・ライフを向上させることです。

公益社団法人 認知症の人と家族の会(日本アルツハイマー協会)

1980年、京都で発足した「家族の会」は、認知症の本人と介護家族、専門職によって運営されている組織です。「家族の会」には全国47都道府県すべてに支部があります。多くの医療専門職及び介護専門職も会員として参加し彼らの技術と経験を「家族の会」に提供しています。日本は世界の中でも寿命が最も長く、高齢者人口比率も最も高い、超高齢化社会です。認知症の人は2025年には700万人になるといわれ、「家族の会」は、認知症に優しい社会の実現をめざし、政府及び他の認知症関連団体と尽力しています。また、2015年世界アルツハイマーレポートによれば、世界の認知症の人の約半分がアジアの国々に住んでいます。日本で開かれる2017年国際会議は認知症に優しい社会の実現に向けた連携のための素晴らしい機会となります。ぜひ2017年ADI 国際会議にご参加ください。